医療機関ネットパトロール
平成29年8月から医療機関のウェブサイトにうそや誇大広告とみなされる表現がある場合に、広く一般消費者から通報を受け付ける窓口が開設されました。
目的は大きくわけて2つ。
- ウェブサイトに掲載された「不適切な表示や表現」を無くすため。
- 『医療広告ガイドライン』『医療機関ホームページガイドライン』を遵守させるため。
「不適切な表示や表現」とありますが、実際には広告表現には厳密ではないものの一定のルールを定めたガイドラインが存在します。つまり不適切かどうかを判断するにも、後者のガイドラインをしっかりと把握していなければ、指摘したとしてもガイドラインから逸脱がなければ問題がないことになります。
従って自由診療を行う医院のウェブサイトに掲載するすべてのコンテンツはガイドラインと照らし合わせて適合しているかどうかのチェックが必要になります。一つ一つ細かに確認することは現実的ではありません。その為、ホームページの管理責任者だけでなく開設責任者においても、そのガイドラインの内容に必ず一度は目を通し、注意すべきポイントだけでもしっかりと押さえておくことが重要です。
医業等に係るウェブサイトの監視体制強化事業
医療機関ネットパトロール
http://iryoukoukoku-patroll.com/