ネット集患を活用してますか?
60代の4人に3人、70代の2人に1人が
ネットを利用している時代です。
インターネットを利用する人口は年々増え続けています。
10代~40代は、約97%以上と利用率は非常に高く、50代でも93%、60代になると少し減りますがそれでも75%以上と4人に3人が利用していることになります。70代になるとさすがに落ちてきますが、それでもまだ約54%と2人に1人以上がネットを利用している時代です。
もっとも多く来院される患者は、どの年代ですか?
ネット利用率が9割以上の年代ではないでしょうか。
医院のウェブサイトを作ったからといって
すぐ集患につながるわけではありません。
「ウェブ開設 ≠ 即集患」
定期的な情報更新や、コンテンツの充実によって巨額の広告をかけなくてもアクセス数は逓増します。それにはじっくり時間と労力をかけなければいけません。しかしそれでは、新規開業や新しい診療メニューの追加時、可及的速やかに増患したいケースには向きません。
またグラフからもわかる通り、7割程度がモバイルからのアクセスです。またパソコンからの閲覧数は伸びないものの、モバイル端末では増え続けていることから「モバイルフレンドリーなサイト作り」は必須です。
【医院概要】
茨城県内で2015年9月にウェブリニューアル実施した歯科医院
かかりつけの歯科医を選ぶポイント
歯科医療に関する一般生活者意識調査
―全国 10~70 代の男女1万人への調査―
2016年5月26日 公益社団法人日本歯科医師会
通いやすさで選んでいるのが実情です。
つまり集患するにあたって最優先に行うことは、診療圏の住民に自院の存在を知ってもらうこと。
診療圏であれば、通いやすさが通院のきっかけになることは間違いありません。
基本的な方法としては、歯科医院の敷地内への看板の敷設。周辺の電柱広告を押さえる。
または近隣の幹線道路や最寄り駅など人の集まる場所に広告や看板を出すなど、開業当初から行われていると思います。
広告や看板を出し、あとは患者が来るのを待つだけ...
看板や屋外広告で
増患しましたか?
満足度を最大限に
高める3要素とは
ページ別の閲覧数を俯瞰してみると、
ユーザーが何を求めているかが一目瞭然。
A歯科 茨城県/一般歯科・小児歯科 B歯科 東京都/一般歯科・小児歯科 C歯科 茨城県/矯正歯科・一般歯科・小児歯科
歯医者ウェブサイトで、閲覧数が多いページ【TOP5】
閲覧数が多いTOP5を見てみると、
順位 |
A歯科 |
B歯科 |
C歯科 |
1位 | トップページ 38.2% |
トップページ 42.0% |
トップページ 29.3% |
2位 | クリニック紹介 12.0% |
クリニック紹介 16.9% |
自由診療 14.6% |
3位 | 自由診療 11.3% |
保険診療 16.7% |
お知らせ 9.1% |
4位 | スタッフ紹介 9.6% |
スタッフ紹介 8.3% |
クリニック紹介 6.4% |
5位 | 保険診療 8.2% |
自由診療 3.3% |
スタッフ紹介 6.2% |
トップページと医院案内、診療案内、スタッフ紹介のページのアクセス数
計 | 79.3% | 87.2% | 76.4% |
最低限やるべきことは3要素の充実のみ。
省エネなのにユーザー満足度を得られる。
業種に関係なく、トップページのアクセスは一番多い。例を挙げている3つの歯科医院に共通するのが、トップページも含め上位5位までに入っているページ(医院案内や、診療案内、スタッフ紹介)だけで、約8割の閲覧数を得ている。交通案内や料金、診療カレンダー、診療予約などは全体の1割弱。その他すべてのページで1割という結果。つまりパレートの法則のように上位2割のコンテンツが8割のアクセスを稼いでいたのです。
これは3つのコンテンツを閲覧することを目的として、アクセスしてくる人が大半であることを意味しており、裏を返せば限られた労力でユーザー満足度を最大限に高めるには、闇雲にコンテンツを充実するのではなく、以下3要素のみ充実すれば良いのです。